2010年3月12日金曜日

70年代名曲シリーズ「22才の別れ」風vs坂崎幸之助with石川鷹彦vs森昌子

課題曲:22才の別れ 作詞作曲:伊勢正三 編曲:石川鷹彦 1975年リリース

はい、今日は70年代「風」の名曲「22才の別れ」です。あの「なごり雪」の作者伊勢正三さんによる「風」最大のヒット曲ですね。このブログでは、この「22才の別れ」をとてもいい感じで歌ってくださっている3名のアーティストを紹介したいと思います。オリジナルの「風」はもちろん、坂崎・石川の天才ギタリストコラボによる崇高なギター談義。そして、とても透き通った声で、新鮮な「22才の別れ」を披露してくれた森昌子さんです。

それでは、それぞれが凄くイイ「22才の別れ」をどうぞ!



まずは「風」によるスタジオライブでの「22才の別れ」貴重音源です。

もう陳腐なコメントは必要ないですね。単純にイイ。伊勢正三さんはこの「22才の別れ」を「なごり雪」や「あの唄はもう唄わないのですか」とほぼ同じ年(74年~75年)に作っています。日本がちょうどオイルショックの不況下にあったあの時代です。



次は、原曲にとても忠実に透明感のある声でサラリと歌う森昌子さんです。

通の間では、この「22才の別れ」が一番!と評価の高い森昌子さん。このブログでも「愛燦燦」「釜山港へ帰れ」「越冬つばめ」「秋桜」「恋の雪別れ」「哀しみ本線日本海」「わかって下さい」と、本人オリジナルも含め8回目の登場です。まぁ、全部を聴いてくだされば、彼女のレパートリーの広さ、詩に対する感情移入の凄さ、歌そのものの上手さがわかっていただけるのではないでしょうか。



最後は、日本におけるアコースティックギターの草分け的存在!石川鷹彦さん坂崎幸之助さんの凄い会話付き「22才の別れ」です。

ちょっと前「木枯しに抱かれて」で坂崎幸之助さんは、日本で5本の指に入るアコースティックギタリストって話をしました。その師匠が、この石川鷹彦さんであり「22才の別れ」の印象的なイントロを奏でている張本人。昨日紹介した「拓郎&中島みゆき」奇跡のコラボ(つま恋コンサート2006)にもバックミュージシャンとして参加しています。日本でアコースティックギターを弾く人全員から尊敬されているすごい人。曲が終わった後の2人の会話、そして始まる拓郎の「りんご」・・・いやぁカッコよすぎです!

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