2010年2月23日火曜日

青春ドラマ主題歌3連発 青い三角定規vs森田健作vs中村雅俊

テーマ:青春ドラマ主題歌
課題曲1:太陽がくれた季節 
作詞:山川啓介 作曲いづみたく 歌:青い三角定規
課題曲2:さらば涙と言おう 
作詞:阿久悠 作曲:鈴木邦彦 歌:森田健作
課題曲3:俺たちの旅 
作詞作曲:小椋佳 歌:中村雅俊

今日はここ数日の重々しい流れを爽やかに一変させたいと思い、懐かしい青春ドラマの主題歌をクローズアップしてみました。「飛び出せ!青春」「おれは男だ!」「俺たちの旅」。1970年代といえば、田中角栄~三木~福田~大平~鈴木善幸内閣。つまり、前半は日本列島改造ブームという好況期があり、1973年(昭和48年)からオイルショックによる不況が1979年まで続きました。そして、このドラマを見ていた世代は少し大人になり、80年代に突入。中曽根内閣誕生とともに少しづつ元気を取り戻していく。そう、今40代半ば~50代を一生懸命生きているあなたのことです。

それでは、元気がよみがえる70年代青春ドラマ主題歌3連発でどうぞ!



まずは、「おれは男だ」の主題歌「さらば涙と言おう」。1971年~放映 主演:森田健作

舞台は、主人公小林(森田健作)が、兄が教師を勤める青葉学園(名門女子校が共学になって歴史が浅い)に転校、圧倒的多数の女生徒が主導権を握るその学校で、得意の剣道部を結成し、女性のリーダー格吉川操(早瀬久美)と様々な対立をしながらも、やがて意気投合していくといった設定。当時、小林は吉川操のことを「吉川くん!」と呼んでいましたよね。同級生の女性を呼ぶのに君!ですよ君!今そういう呼び方したら逆にかっこいいんじゃないかな(笑)そういう森田健作さんもいまや立派な千葉県知事ですからね。当時の面影そのままなのが凄いですよね。



つぎは、「飛び出せ青春」の主題「歌太陽がくれた季節」。1972年~放映 主演:村野武範

舞台は、来る者拒まずの教育方針で全国から落ちこぼれが集まってくる「太陽学園高校」そこに赴任してきたひとりの新任教師(村野武範)が、中でも劣等生が集まっているサッカー部の顧問になるという設定。生徒役の石橋正次がとてもいい味を出してました。このドラマは、世代を超えてかなり幅広い方に見られていたそうで、主題歌の「太陽がくれた季節は」現在の中学校の教科書に載っていたり、文化祭で歌われたりしているそうです。この曲を聴いて胸がキューンとなるのはなぜ?それは、あなたが初めて恋をした時代だからですよ。



最後は、「俺たちの旅」の主題歌「俺たちの旅」 1975年~放映 主演:中村雅俊

こちらの舞台は、上の2つの高校生ではなく大学生。「飛び出せ青春」放映から2~3年のギャップがあるってことは、その世代がそのままこのドラマを見ていたことは容易に想像できます。2流私大生のカースケ(中村雅俊)と同級生のオメダ(田中健)そして、同郷の早稲田OBの先輩グズ六(秋野太作)を中心に、不条理な社会の慣習や人間関係に縛られることを嫌い、自由奔放な生活を選択するという設定。当時、オイルショックの真っ只中だったことを考えると、時代にマッチしていたドラマだったのかもしれません。作詞作曲:小椋佳。過去記事の愛燦燦と同じです。

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