2010年2月18日木曜日

往年の小柳ルミ子vs天才森昌子

課題曲:恋の雪別れ 作詞;安井かずみ 作曲:平尾昌晃

さて、今回は小柳ルミ子さんの10曲目のシングル「恋の雪別れ」何それ?って声が聞こえてきそうなこの選曲。いままでの課題曲にはないマイナーな選曲。それもそのはずで、当時売れっ子だった小柳ルミ子さんが、デビュー以来初めてベスト10入りを逃した曲なんですよね(笑)まぁこの選曲は、往年の小柳ルミ子さんのオペラのような高音の凄さと、森昌子さんが如何に天才かってことを世に知らしめるためなんです。マジ感動もんですよ。

それでは3曲+貴重なオマケ付きで続けてどうぞ!



まずは、とっても澄んでる昭和48年当時の小柳ルミ子さんです。

小柳ルミ子さんといえば「私の城下町」とか「瀬戸の花嫁」がまず思い浮かびますが、この「恋の雪別れ」もなかなかいい曲ですよね。当時、南沙織・天地真理とともに「新三人娘」なんて言われていて、歌唱力は断トツでルミ子さんでした。流石、「宝塚音楽学校を首席で卒業」という華麗な実績の持ち主だけあります。



次は、ノーマル森昌子さんです。

この難しい曲を実に上手く歌ってますよね。森昌子さんは日テレ系の「スター誕生」という番組の初代グランドチャンピオンなんですよね。1971年20歳(瀬戸の花嫁)でデビューした小柳ルミ子さんの翌年、1972年に13歳(せんせい)で芸能界デビューしてるんです。いやぁ懐かしい話ですよねぇ。ウルル



さて、最後は天才森昌子さんです。

実は森昌子さんはモノマネ名人でもあったわけで、そのレパートリーは実に豊富。たまに本人よりも本人らしく、さらに上手く歌っちゃうもんだから、結構やっかいな天才歌姫だったわけです。美空ひばりさんにも凄く可愛がられていました。この歌いだし、本人ノーマルバージョンとは違い、まさに小柳ルミコさんそのものですよね。いやぁ凄い凄い。



若かりし日の森昌子さんの貴重なお宝映像(おまけ)です。

上の発言を裏付けるためにUPしました。これが本物のモノマネですよね。本人いわく、「絶対ふざけたりしないようにしてました」・・・この言葉、パフォーマンスに走りすぎてるモノマネ芸人に聞かせてあげたいですね。さて、長年にわたり司会として活躍されていた玉置宏さんが先日お亡くなりになられました。(享年76)昭和の歌謡曲全盛時代を支えた歯切れのよい話術が印象深く記憶に残っています。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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