課題曲:忘れていいの-愛の幕切れ- 作詞作曲:谷村新司
今回はデュエット曲。谷村新司が小川知子の胸元に手を入れて歌う演出は、当時育ち盛りの子供さんがいるお茶の間に緊張が走るシーンでした(笑)さて、この「忘れていいの」男女の別れを綴った詩がとても印象的です。特に中サビの「手を振るあなたに(女)さよなら(男)心が乱れる(女)愛した人よ(男)~行かないで行かないで(男女)」までのくだりと、最後のサビの「遠ざかる愛が消えていく(男女)~涙あふれても(男女)のハモりの部分が最大の聴かせどころです。宏美さんもさゆりさんもそれぞれいい雰囲気出してますよ。
2人をエスコートしてる谷村新司さんの上手さも堪能できます!
まずは、さわやかな別れを演出する岩崎宏美さん。
この曲は、男女の別れ、しかも相当親密な関係にあった二人に運命の定めのごとく訪れた突然の別れって設定・・・なるほど、全体を通して宏美さんの表情が妙にはまっています。歌も相変らす上手いです。特に最後の「遠ざかる~♪」からのサビのハモリは、谷村新司さんとコンビネーションもバッチリ。
次は、大人の別れを演出する妙に艶っぽい石川さゆりさん。
これは映像のアングルも手伝ってか終始大人の別れ、凄く愛し合っていた2人の運命的な別れというシチュエーションがはっきりと伝わってきます。特に鳥肌もののシーンが、中サビの「手を振る貴方に心が乱れる~♪」から始まる2人のハモリ。これはもう映画のワンシーンです。石川さゆりさんが「遠ざかる~」のサビに入る前の優しい表情は、愛した人に最後に見せた笑顔。決して再会のない大人の愛の幕切れでした。
はてなに追加
MyYahoo!に追加
Googleに追加







0 お気軽コメント:
コメントを投稿