課題曲:哀しみ本線日本海 作詞:荒木よしひさ 作曲:浜圭介
3人の対決第二弾は前回の「越冬つばめ」に続いて「哀しみ本線日本海」またまた森昌子の持ち歌です。恋に破れた女があてもなく北へと旅立つ…。心も体も凍えそうな詩の中に垣間見える女心をこの三人がどう表現してくれるか?森昌子有利も相手もなかなかやるやる
それでは三者三様の「哀しみ本線日本海」をどうぞ!
まずは、最年長の石川さゆりさん。
日本海・冬といえばさゆり姉さんの声にぴったり。それでもって「わけありの女」といえば、どうしても「天城越え」とかぶってしまうわけだが、哀しみ本線の女は振られた末に一人旅に出る可愛らしい女でどこか弱弱しい。天城越えの女は、不倫の末に無理心中も辞さないといったドロドロの女で強い信念を持っている。さゆり姉さんはきっと後者のタイプだと思う。
次は、私が個人的に歌唱力NO.1だと思ってる冬美ちゃん。
やっぱり上手い。このメロディーを最も正確に、そして丁寧に歌っているのが彼女だろう。でもね、彼女自身がこの女の人を理解できないというか、振られたぐらいで遠い北の町に一人旅なんてとても賛同できないって感じが伝わってきちゃう。彼女はきっと、見かけとは裏腹にさっぱりとした性格なんだろうな。まったくブレのない歌い回しはさすがです。
トリを飾るのは本家の森昌子さんです。
これはもう場数の違いですから当たり前なんですけど、イントロの段階ですでにこの歌詞の主人公になりきってますね。メロディーラインがやたら目立ちそのメロディーラインを聴かせる冬美ちゃんと違って、こちらははっきり詩が伝わってきます。それから女の強さが垣間見えるさゆり姉さんとも違って、弱弱しい女心を見事に歌っていますね。まぁさすが本家といったところです。
越冬つばめ対決はコチラ!
2010年2月11日木曜日
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