2010年2月21日日曜日

大物続々 美空ひばりvs八代亜紀vs桂銀淑vs森昌子vsチョー・ヨンピル

課題曲:釜山港へ帰れ 作詞作曲:黄善友 日本語訳:三佳令二

さて、今回のテーマ曲は「釜山港へ帰れ」元々は韓国の歌謡曲。それを日本でも歌えるように歌詞を改変しチョー・ヨンピルによって大ヒットをもたらした曲で、実に多くの人達によってカバーされている。韓国では、日本へ行ったきり帰ってこない兄弟が歌われているそうで、歴史問題が絡んでそうな詩。それをなかなか帰ってこない男性を釜山港で待つ女性の心情として、日本風にアレンジしたそうだ。

個人的に一番イイ!と感じた桂銀淑を大トリにしてみました!


まずは、日本にこの歌を持ち込んだチョー・ヨンピルさんで。

1番だけであっさり終わってしまう動画で申し訳ありません。この曲、韓国ではなんと60人以上もの歌手がカバーしているとても人気のある曲だそうです。日本でも渥美二郎さんやジェロがロック調でカバーしてたり、カラオケでもよく歌われていますよね。チョー・ヨンピルさんの歌については、特にコレといって感想はないです。あくまでも私感。



次は、澄んだ「釜山港へ帰れ」の森昌子さん。

こうやって冷静に響く「釜山港へ帰れ」もナカナカいいのではないかと、取り上げてみました。まぁ若かりし頃の森昌子さんの歌に対する個人的な贔屓目もありますが…。ここで取り上げた、いわゆる大物の皆さんの歌唱とは一線を画した何かがあるような気がしてならないわけです。聴けば聴くほどそう思えてなりません。



さて、このブログ初登場!八代亜紀さんです。

いやぁこの特徴的なハスキーボイスがこの曲の醸し出す哀愁にピッタリですよね。「舟歌」なんかもそうですが、八代亜紀さんにしか出せない味って確実にあると思います。あと、この曲を歌っている時の八代亜紀さん。意外と綺麗な人なんだなぁ…と、さらに、カッコいい人だなぁって、そんなふうに思ってしまった次第です。


次は、貫禄十分の美空ひばりさんです。

確かに貫禄十分。歌唱力も抜群なんですが、ここは一つ勇気を振り絞って酷評します。間違ってるかもしれません。気になったのはただ一点。この歌この歌詞に込められてる想いは、この美空ひばりさんの表現のような明るいものなのかな?って事です。もっと真剣な、そしてもっと切実な想いが、この歌この詩には込められているような、そんな気がしてならないのです。美空ひばりさんなら、もっと上手に歌ってくれてもいいのでは?という期待値の高さ故の辛口評価です。



最後は、一番イイな!と感じた桂銀淑さんです。

なんかもう一番イイですね。この曲に込められた想いが一番伝わって来るのは彼女!と断言してもいい。もちろん私感ですから異論は認めます(笑)八代亜紀さん以上に独特なハスキーボイスは、不思議なことによく響く。ハスキーだけど響く。これって凄いことだと思うわけです。(もちろん八代亜紀さんもハスキーだけど響く類まれな才能をもった歌い手さん)何故なら、普通ハスキーボイスは詰まると思いません?それが響いてくるんですよ?ちなみに彼女は、2007年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、韓国に強制帰国、芸能活動も休止中だったわけですが、まもなく活動を再開するそうです。

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