課題曲:秋桜(コスモス) 作詞作曲:さだまさし
今から23年前の1977年にリリースされた山口百恵19枚目のシングルです。自分の年齢から23を引いて当時にフラッシュバックしてみてはいかがでしょう。生まれてなかった?なんて人はいないと思います(笑)。さて、「嫁ぐ娘が母を想う」という内容のこの曲は、ジャンルを問わず実に多くの人にカバーされてきました。これほど歌う人によって違う印象を与える曲も珍しいと思います。
それでは、懐かしい名曲を5人のアーディストでお楽しみください!
まずはこの曲の作者さだまさしさんと冬美ちゃんのコラボで。
歌う前にお母さんの手紙を予告なしに披露された冬美ちゃん。涙を浮かべながらの熱唱です。この曲はとても静かに始まり、サビまでずっと静か。出だしがとても難しい曲なんですが、さすがに上手に歌ってますね。作者のさだまさしさんは、冬美ちゃんに聞かせるように歌ってます。実は、この「秋桜」を一番上手に歌ってる人!だと個人的に思ってます。
石川さゆりさんの秋桜はどうでしょう。
いいですねぇ。どちらかといえば石川さゆりさんが苦手としているメロディーラインを凄くいい感じで歌ってくれてます。とっても優しい表情が印象的です。母親っていうのは男にとってとても大きな存在なんですけど、女性にとってもやはり同じなんですね。
お次は、山口百恵さんと同期の森昌子さんです。
巨人の原選監督が東海大相模高校時代選抜大会に出場した時の行進曲が、森昌子の「おかあさん」。メロディーは全然違いますが歌詞はこの「秋桜」と全く同じで、嫁入り前の娘が、母親を想う気持ちを歌っている曲でした。本人がとても母親を慕っていることもあり、優しい気持ちがひしひしと伝わってきます。
最後を飾るのはもちろん山口百恵さんです。
伝説のアイドルと言われただけあってさすがに綺麗ですね。さて、山口百恵の歌う「秋桜」の印象はズバリ!とっても不思議・・・というか神秘的。ぴったりはまりすぎてる森昌子とはかなり違った雰囲気。もともと影のある女・クールといった印象で、他のアイドルとは一線を画していた彼女だからなのか?いずれにしても、この誰にも真似のできない歌い方が彼女の凄いところなのかもしれません。
2010年2月16日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
はてなに追加
MyYahoo!に追加
Googleに追加







0 お気軽コメント:
コメントを投稿